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わざと黙り続けている
梶井基次郎 / のんきな患者 ページ位置:36% 作品を確認(青空文庫)
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無視する・相手にしない
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前後の文章を含んだ引用
......硝子障子のところへ出て行きながら、そんな独 り言のような吉田に聞かすようなことを言うのだったが、癇癪を起こすのに慣れ続けた吉田は、「勝手にしろ」というような気持でわざと黙り続けているのだった。しかし吉田がそう思って黙っているというのは吉田にしてみればいい方で、もしこれが気持のよくないときだったら自分のその沈黙が苦しくなって、(いったいそんな......
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主人はそうだとも、そうで無いとも云わない。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
わざと黙り続けている
梶井基次郎 / のんきな患者
道で挨拶してもまるっきり無視する。こっちは幽霊か透明人間にでもなった気分だ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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心の中であり余った力が、外にハミ出したような激怒
菊池 寛 / 忠直卿行状記 amazon
「無茶苦茶な話じゃないですか」 佃は唾を飛ばして激昂した。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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(冷徹な医者)病室で誰かが死ぬ。親や姉妹が泣いている。ぼくは彼等の前で気の毒そうな表情をする。けれども一歩、廊下に出た時、その光景はもう心にはない。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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