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(無視されて)途端、直にさびしさに触れた。その清水のような新鮮な冷たさに身震いがした。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 作品を確認(amazon)
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無視する・相手にしない
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無視する・相手にしないの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
背後から、女の声が呼んだ。すぐ背後だった。私は立ち止らなかった。聞えなかったように歩いた。 「田浦さん」 振りかえるのが自然だった。ほぼ並んで歩いている男が、反応しない私を見るのが分った。 しかし、私は止らなかった。歩調を変えずに、ただ歩いた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
聞こえなかったはずはないのに、邦彦は武内の言葉を無視して法善寺への細道を歩いて行った。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
忘れ去られた黒子のごとく
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
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手厳しくも一理ある批評
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
誰彼構わず、諍いに誘うような、攻撃的な目つき
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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まともに返答する気も起きず
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
セクハラ上司に耐える新米女性社員みたいに、可憐で憂鬱そうなため息だった。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
白夜を抜けたっていう感じ
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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(よそよそしく聞く)金だらいの底を向けたような顔で訊く
高橋 三千綱 / 涙 amazon
争えないものは、血すじだ、親から生みづけられている人間の血の運命だ。
吉川英治 / 無宿人国記
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