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漁夫達は何日も何日も続く過労のために、だんだん朝起きられなくなった。監督が石油の空罐あきかんを寝ている耳もとでたたいて歩いた。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:53% 作品を確認(青空文庫)
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寝起き・目が覚める
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前後の文章を含んだ引用
......た窮屈な恰好かっこうで、デッキから海へ小便をしていた。あれでなぐったんだな、大工は薪をちらっと見た。小便は風が吹く度に、ジャ、ジャとデッキの端にかかって、はねを飛ばした。  漁夫達は何日も何日も続く過労のために、だんだん朝起きられなくなった。監督が石油の空罐あきかんを寝ている耳もとでたたいて歩いた。眼を開けて、起き上るまで、やけに罐をたたいた。脚気かっけのものが、頭を半分上げて何か云っている。しかし監督は見ない振りで、空罐をやめない。声が聞えないので、金魚が水際に......
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耳元・耳許(みみもと)
耳元・耳許・・・耳の根もと。耳のそば。耳のすぐ近く。耳許の「許」は、「近く」「そば」を意味する。
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明日の体力のゲージを貯めるために彼は眠る。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
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