桜の香りと道明寺の口どけは、渾然一体。口に入れるととろけるようなおいしさ。
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桜餅
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単語の意味
蕩ける・盪ける(とろける)
道明寺(どうみょうじ)
渾然一体(こんぜんいったい)
蕩ける・盪ける・・・1.固体がとけて液体になる。軟らかくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
道明寺・・・桜餅の一種。もち米を蒸して乾燥させて砕いた道明寺粉(水に浸し蒸したもち米を粗めにひいた食品)を使った桜餅で、つぶつぶした食感が特徴。関西に多い。⇔長命寺。
渾然一体・・・別々のものが混ざり溶け合って、お互いの区別がつかないほど一体になるさま。「然」は他の語の後ろに付いて、状態をあらわす字。「混然一体」とも書く。
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桜餅の味、おいしさを伝える表現・描写(和菓子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
桜餅はその名のとおり桜の季節に食べるものだ。そういう意味ではお花見の席にもっとも似つかわしい食べ物といえる。じゃあお花見の宴に桜餅は登場するのかというと登場しない。花より団子。団子にその席を譲る。そういう奥床しさも桜餅にはある。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
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(懐中汁粉)熱いお湯を注いでかき回すとプクッと中からおしどりが浮かび出て来るのが楽しかったけれども、味の方は、純粋なおしるこの味に、独特の、ある特殊な味がまといついていて、それがどこまでも、懐中じるこであって正真のおしるこではない、ということを、自分で主張している、というような味であった。
池田 弥三郎 / 食前食後 amazon
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