雨滴が窓枠にしみこむ音まで聴こえそうなほどの静寂が、重くるしくあたりを支配する
武田 泰淳 / 風媒花 作品を確認(amazon)
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室内(空間)が静か
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単語の意味
雨滴(うてき)
静寂(せいじゃく)
雨滴・・・雨のしずく。雨水の粒。雨だれ。
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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室内(空間)が静かの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
会見場が水を打ったように静まり返る。余韻のように、二、三の 咳払いが響き渡った。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
造り花の蓮華にふる日の光の音さえ聞こえるくらいしんと静まり返る
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
壁掛け時計が時を刻む音だけがしていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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言葉が耳の中でシンバルの連打のように響く
勝目 梓 / 日蝕の街 amazon
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