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それ(微かな悔い)は流れ星のように尾を引いて彼の心から消える
富田 常雄 / 姿三四郎〈上巻〉 作品を確認(amazon)
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余韻・残響
消える
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余韻・残響の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
濁った音が彗星の尾のようにぼうと耳朶(みみたぶ)にしばらく響く
夏目 漱石 / 門 amazon
道場に受身の音がつづき、その響きが池の面に縮緬のような波を立てた。
富田 常雄 / 姿三四郎 amazon
コンサートが終わった。ほのかに酔っているような、しあわせな心地だった。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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消えるの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
泡のように消え去った
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
蜘蛛の巣にぶらさがった蝶の死骸のように、外見だけ保って血も実体も失う
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
けむりのように消え
宮沢賢治 / 注文の多い料理店
降りしきる雪の中に薄れて行って、やがてはかき消すように見えなくなってしまった。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
右肘で彼の横腹をついたが、彼はまるで去勢を受けたもののように私に応じようとはしなかった。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
岩の真ん中へんに猫の目玉くらいの割れ目がある
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「音の響き」カテゴリからランダム5
ザ、ザ、ザッ――と野分のように、男女のうしろで、草が鳴った。
吉川英治 / 野槌の百
木々がざざあっと揺れた。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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