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風のない日の薄曇りの空に、煙がまっすぐにのぼって、遠方から見えた。
森鴎外 / 阿部一族 ページ位置:93% 作品を確認(青空文庫)
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焼く・燃やす けむり
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前後の文章を含んだ引用
......夫、七之丞はとうとう皆深手に息が切れた。家来も多くは討死した。  高見権右衛門は裏表の人数を集めて、阿部が屋敷の裏手にあった物置小屋をくずさせて、それに火をかけた。風のない日の薄曇りの空に、煙がまっすぐにのぼって、遠方から見えた。それから火を踏み消して、あとを水でしめして引き上げた。台所にいた千場作兵衛、そのほか重手を負ったものは家来や傍輩が肩にかけて続いた。時刻はちょうどひつじの刻であった......
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