身悶えるようなため息
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
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ため息・吐息
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前後の文章を含んだ引用
......見せた。《ユニバーサルスタジオ 俺も行きてぇ! でも年末年始は混んでるよ。そんじゃ、もう寝るよ。おやすみ》 沙里と眞子は順番にメールを読み終えると、やはり順番に身悶えるようなため息をつく。「ねぇ、これってユニバーサルスタジオに一緒に行こうって誘われとるっちゃない?」 根が素直なのか、メールを読み終えた眞子が羨ましそうに佳乃に言う。「そうか......
単語の意味
身悶える(みもだえる)
溜め息・溜息・ため息(ためいき)
身悶える・・・体をよじったりねじったりして動かす。もがき苦しむ。
溜め息・溜息・ため息・・・気苦労や失望、また、感動したときや緊張がとけたときに、思わず出る大きな息。大息(おおいき・たいそく)。長息(ちょうそく)。
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三十パーセントくらいの軽いため息をついて
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
わっと割れるような息をする。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「嫌い」カテゴリからランダム5
全身の血液に異物が紛れ込んだような嫌な気持ちがした。
朝井 リョウ / 破りたかったもののすべて「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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夢もない深い眠りに陥って
有島武郎 / 或る女
目が覚めたようなすっきりした顔
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
三十パーセントくらいの軽いため息をついて
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
ミイラの頭を火箸で叩いているような乾いた音をたてて咳をした。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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ひどく相手の言ったことに感心したような語調で
梶井基次郎 / ある崖上の感情
彼女の言葉は、彼の心の上の方をただ流れて通ったにすぎなかった。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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