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淡青(うすあお)く晴れ渡った寒空には、姿を没した夕陽が大きな、車の幅のような茜色の後光を大空いっぱいに美しく反射している。
近松 秋江 / うつり香 作品を確認(amazon)
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夕日・西日
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単語の意味
茜色(あかねいろ)
後光(ごこう)
夕日・夕陽(ゆうひ)
寒空(さむぞら)
晴れ渡る(はれわたる)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
茜色・・・アカネ(植物)の根で染めた色。暗い赤色や、わずかに黄色い沈んだ赤色のこと。夕暮れの空の形容などに良く使われる。
後光・・・1.仏や菩薩の背中から放射するといわれる神秘的な光。
2.仏像の後ろにある、”1”をかたどったもの。光背(こうはい)。
2.仏像の後ろにある、”1”をかたどったもの。光背(こうはい)。
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
寒空・・・冬の寒い空。いかにも寒そうな冬の空。寒天。冬天。
晴れ渡る・・・空一面がくまなく晴れる。空がすっかり晴れる。晴れ上がる。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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奇蹟のように美しい夕陽を眺めていた。世界中のすべてが赤く染まっていた。僕の手から皿からテーブルから、目につくもの何から何までが赤く染まっていた。まるで特殊な果汁を頭から浴びたような鮮やかな赤だった。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
夕陽が葉を撫でるようにオレンジ色の匂いを振りまいている。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
窓のむこうを夕陽が落ちかかっています。それはあの大連の満鉄病院でわたしが病室からよく眺めたものとそっくりに大きく赤く燃えていました。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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傾いた十月の 陽 が赤松の影を長く延ばし、影が芝の黄ばんだ緑と重って、紫の 斑点 を浮き上らせてくる
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
東のそらがぼうっと銀いろになって
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
朱を流しながら灼熱の太陽をどっぷりと飲み込んでいく海
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
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