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糊代りに使った飯粒
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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白飯・米
糊(のり)・接着剤
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前後の文章を含んだ引用
......、 雑夫、宮口を発見せるものには、バット二つ、手拭一本を、賞与としてくれるべし。 浅川監督。 と、書いた紙が、糊代りに使った飯粒のボコボコを見せて、貼 らさってあった。 鰻 のように延びて見えた。 沖合四浬 ......
三
霧雨が何日も上らない。それでボカされたカムサツカの沿線が、するすると八ツ目ここに意味を表示
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(天眼鏡でのぞくと、)面白いのは、綿ごみである。 羽織っていた女房の茶羽織の 袂 が、半分ひっくり返っていたのを直したときにつまみ上げ、食卓の上にのせて、 仔細 に眺めた。 袂の丸みそっくりの、薄くやわらかいフェルトに見えるが、天眼鏡でのぞくと、さまざまな色の繊維の寄り集りである。 どこからどうして入ったのか、何本かの毛髪らしいものが、一粒の仁丹と、一本の赤い絹糸をからめて半月型を形づくっている。 持ち上げるとこわれそうなねずみ色のそれは、間違って咲いたなにかの花のように見える。 楠は「ウドンゲ」の花というのは、こういうのではないかと思った。 印度 あたりの想像上の花で、たしか三千年に一度咲くという。吉兆とも、凶兆ともいわれている。 ねずみ色の、雲のような、鳥の巣のようなものは花弁である。銀色の小粒と赤い絹糸は、 雄蕊 と 雌蕊 に違いない。
向田邦子 / 耳「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
日本綴りのボロボロになった「一茶句集」
林芙美子 / 新版 放浪記
(履き潰された)靴は、利用されるだけ利用されて今は死に瀕した哀れな使役動物を連想させた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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