膝の上の右拳をびくりびくりとうごかしてくる。ちょうど蛇が鎌首をもたげるような恰好
中山 義秀 / 碑「碑・テニヤンの末日 (新潮文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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こぶし
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単語の意味
擡げる(もたげる)
膝(ひざ)
蛇(へび)
擡げる・・・起こす。持ち上げる。
膝・・・1.足の関節部で、腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐところの前面。腿と脛の境の前面部。膝頭(ひざがしら)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
蛇・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
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括(くく)り猿のような拳
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
鉄梃(かなてこ)を見たような拳(こぶし)
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ダンスにでも誘うように腕を差し伸べる
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
手首からすぐ丸い掌がつき、掌から申訳ばかりの蘆 の芽のような指先が出ているかの女のこどものような手
岡本かの子 / 母子叙情
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