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遠慮の幕一重を距 てながら、何か共通の気分にうち溶けたい願いが、めいめいの顔色に流れた。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:32% 作品を確認(青空文庫)
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親しい・仲がいい
人との距離感
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前後の文章を含んだ引用
......チローさん、この方たちになんでも好きな飲みものでも取ってあげなさい」 むす子がかの女の言付けを取次ぐと、めいめいおとなしく軽いアルコール性の飲みものを望んだ。 遠慮の幕一重を距 てながら、何か共通の気分にうち溶けたい願いが、めいめいの顔色に流れた。そして夜ふかしで腫 ぼったくなっためいめいの眼と眼を見合しては、飲みものの硝子 の縁に薄く口を触れさしていた。折角、口が綻 びかけていたジュジュも、仲間の一人に入り混......
単語の意味
顔色(かおいろ・がんしょく)
顔色・・・1.顔の表面の色。血色。
2.気持ちを反映した顔のようす。顔つきにあらわれる感情や気持ち。顔つき。機嫌。
2.気持ちを反映した顔のようす。顔つきにあらわれる感情や気持ち。顔つき。機嫌。
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(仲良くなる)いま咲くばかり薫りをふくんでふくらんでる牡丹の蕾がこそぐるほどの蝶の羽風にさえほころびるように、ふたりの友情はやがてうちとけてむつびあうようになった。
中 勘助 / 銀の匙 amazon
お互い相手をそよ吹く風ぐらいにしか感じられないほどに、親しい。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
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元気な、スクスクと伸びた竹のような子供に、育てたかった。
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手足を失い、間違った指示に従って自らを《人間ゴムまり》と化し
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