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カレンダーの四角いマスをまるで塗り絵のようにただ漫然と塗り潰してゆく
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冴えない、ぱっとしない人生
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冴えない、ぱっとしない人生の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
幸せから逃げているみたいな人ですよ
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
くねくねと曲がる道を、まるで先の見えない自分の人生のようだと感じながら、進んでいた。緩やかに下っていくところなどはさらに似ていた。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
いつまでつづければいいのだろう、うさん臭い、ありきたりな、もっと僕にはとくべつな、気が、男はありったけの呪詛の言葉を並べてみたいのだったけど、こういうときのこの気持ちをさらに高ぶらせる種類の言葉の用意がどこにもないので、追いかけてもからからと音がするばっかりで、まるで役に立たない字づらの残りかすにまで人生を笑われてるようだった。
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
繭(まゆ)の中で眠っている蛹(さなぎ)の生活のような半生
石坂 洋次郎 / 丘は花ざかり amazon
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娘は何らの制肘(せいちゅう)を知らず、ただ草のように茫然と伸びた。
森田 たま / もめん随筆 amazon
他人の思惑を気にしないで自分の生き方を貫く
阿刀田 高 / ナポレオン狂 amazon
(人生のピークは)何処にあるのかは誰にもわからない。まだ大丈夫だろうと思っている、そして突然その分水嶺がやってくる。だれにもわからない。あるものは十二歳でピークに達する。そしてあとはあまりぱっとしない人生を送ることになる。あるものは死ぬまで上り続ける。あるものはピークで死ぬ。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
生ける屍のような毎日を鄙(ひな)びた田舎の旧家で送る
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
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