透き徹るほど白い皮膚に紅味 をおんだ、誠に光沢 の好い児であった。
伊藤左千夫 / 野菊の墓 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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色白・肌の白さ
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前後の文章を含んだ引用
......卒業したばかりで十五歳、月を数えると十三歳何ヶ月という頃、民子は十七だけれどそれも生れが晩 いから、十五と少しにしかならない。痩 せぎすであったけれども顔は丸い方で、透き徹るほど白い皮膚に紅味 をおんだ、誠に光沢 の好い児であった。いつでも活々 として元気がよく、その癖気は弱くて憎気の少しもない児であった。 勿論僕とは大の仲好しで、座敷を掃くと云っては僕の所をのぞく、障子をはたくと云っては......
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まったく日焼けしていない、なまっちょろい雰囲気の男だ。
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永井荷風 / 腕くらべ amazon
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