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道も灯もない大きな暗闇
梶井基次郎 / 過古 ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
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暗い・闇
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前後の文章を含んだ引用
......見えなくなってしまった。彼はなみだぐんだ。何という旅情だ! それはもう嗚咽おえつに近かった。  ある夜、彼は散歩に出た。そしていつの間にか知らない路を踏み迷っていた。それは道も灯もない大きな暗闇であった。探りながら歩いてゆく足が時どきへこみへ踏み落ちた。それは泣きたくなる瞬間であった。そして寒さは衣服にみ入ってしまっていた。  時刻は非常におそくなったよう......
単語の意味
暗闇(くらやみ)
暗闇・・・1.暗い闇。光がなくて見えない状態。また、そういう場所。
2.人目につかない場所。人の知らない場所。
3.1が転じて、希望がもてないこと。見通しが立たず将来に不安を感じている状態。
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蛍光灯も冷蔵庫も、既に闇に溶け込んでいる。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
黒いしかし透き通ったような影
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
日の光に透けてきらきらと反射している。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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