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心は緊張しきって天気なのやら曇っているのやら、暑いのやら寒いのやらさらに差別がつかなかった。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:64% 作品を確認(青空文庫)
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鈍感・感覚が鈍い
緊張する
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前後の文章を含んだ引用
......がら思う事もあった。 実際倉地が留守のはずのある夜、葉子はふらふらとふだん空想していたその心持ちにきびしく捕えられて前後も知らず家を飛び出した事があった。葉子の心は緊張しきって天気なのやら曇っているのやら、暑いのやら寒いのやらさらに差別がつかなかった。盛んに羽虫 が飛びかわして往来の邪魔になるのをかすかに意識しながら、家を出てから小半町 裏坂をおりて行ったが、ふと自分のからだがよごれていて、この三四日湯にはいらな......
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新聞紙をかじってるみたいに何も感じない
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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神経はびりびりと緊張して来た。
有島武郎 / 或る女
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静岡駅から歩いてきたにもかかわらず、暑さを感じる余裕もなかった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
辺りの光をすべて拒絶でもするようなこわばった表情
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
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