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人間恐怖は、それは以前にまさるとも劣らぬくらい烈しく胸の底で蠕動ぜんどうしていました
太宰治 / 人間失格 ページ位置:16% 作品を確認(青空文庫)
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人間不信
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前後の文章を含んだ引用
......れども自分は演じて来ました。しかも、それが、かなりの成功を収めたのです。それほどの曲者くせものが、他郷に出て、万が一にも演じ損ねるなどという事は無いわけでした。  自分の人間恐怖は、それは以前にまさるとも劣らぬくらい烈しく胸の底で蠕動ぜんどうしていましたが、しかし、演技は実にのびのびとして来て、教室にあっては、いつもクラスの者たちを笑わせ、教師も、このクラスは大庭さえいないと、とてもいいクラスなんだが、と言葉で......
単語の意味
蠕動(ぜんどう)
胸(むね)
蠕動・・・1.いも虫やミミズなどの虫が前進するために体をウネウネする動き。もぞもぞした動き。
2.体内の消化管が収縮を繰り返して、食べ物を奥へ移動させるときの運動。
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
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二人の間で 軋んだ音をたてて何かが砕けた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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