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(嫌な考えが)悪戯して切った指の傷のように、なかなか痕が消えないで、妙な時に、フッと思い出すのだ。
獅子 文六 / 胡椒息子 (1953年) 作品を確認(amazon)
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心の傷・トラウマ
忘れられない・心に強く残る
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単語の意味
妙(みょう)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
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そのときの根元的な恐怖が、意識の印画紙に激しく焼きつけられてしまった
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
津波のような思い出にあえぎ苦しむ
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
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忘れられない・心に強く残るの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
十七歳のユキの姿は、武内の心に 灼きついて消えない映像のひとつであった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
頭の中に、くっきりと残っている。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
その言葉は、はっきりと葉子の心に焼きついていた。
有島武郎 / 或る女
苦い散薬が口の中へ散り残ったように、いつまでもいやなあと味がぬけないのである。
森田 たま / もめん随筆〈続〉 amazon
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不幸な思いが黒い石ころになって胸につかえる
壷井 栄 / 草の実 (1962年) amazon
視界を失った。 疲れてる。そう思った時、ふっと暗い場所に心が引きずり込まれた。 納屋の中だった。小さな体の自分が見えた。震えながら一人、膝を抱えていた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
強烈な映画を見たあとのように、頭の中で場面場面のフラッシュがひらめく
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
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