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舟はやがて、浅瀬の砂利に底を噛まれて、さおがきかなくなった。
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:93% 作品を確認(青空文庫)
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暗礁に乗り上げる
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前後の文章を含んだ引用
......七の眼は、じゃのように水から丘を見つつ抜手を切った。しかし、彼の影が丘へ近づくと、そこから一艘の小舟が急流に乗って下流しもへ離れた。  七もすぐ激流へからだをまかせた。舟はやがて、浅瀬の砂利に底を噛まれて、さおがきかなくなった。七はぬっと半身をあげて、じゃぶじゃぶと歩き出した。  ――あっ。  七が声をあげた時、舟の中から女の影が水へ躍った。白い泡が絞り染のように浮いた。七はまた必死に泳い......
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