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アパートに閉じ込もり、畳から湧いてくる湿気で、自分自身に黴が生えることを望む気分で、生きていた。
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引きこもり生活・閉じこもり生活
畳(たたみ)
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単語の意味
望む(のぞむ)
望む・・・1.遠くを眺める。その方向に目を向けてみる。
2.希望する。そうあってほしいと強く心に思うこと。
2.希望する。そうあってほしいと強く心に思うこと。
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引きこもり生活・閉じこもり生活の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
「殻に閉じこもるのは良くない」と以前に成瀬が一度言ったことがあるらしいが、すると田中は、「違うんだよ」と怒ったという。「僕が世界を閉じ込めているわけ。僕の部屋の壁が世界を囲んでいるんだよ。閉じ込められているのは、僕以外の全員で、外にいるのは僕だけってわけ」
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
三日も四日も家に引きこもっていたりすると、知らず知らず、日に二、三度も着物を着替えたりすることがある。これも単調な時間のながれに何とかして変化をもたせ、気分を引きたてて小説を書こうとしているからなのであろう。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
日かげにおかれたミイラみたいにことりとも音を立てずに部屋にこもっている
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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畳(たたみ)の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
洗い流したように古びた畳の色
林 芙美子 / 魚の序文「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
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「人生」カテゴリからランダム5
一緒に住んでいた頃に比べてしわが増えて、少し小さくなっていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(心中を図る男女)私と雄一は、時折漆黒の闇の中で細いはしごの高みに登りつめて、一緒に地獄のカマをのぞき込むことがある。目まいがするほどの熱気を顔に受けて、真っ赤に泡立つ火の海が煮えたぎっているのを見つめる。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
「室内のようす」カテゴリからランダム5
狭い部屋を機能的に使おうとする工夫があちこちで見られる。布団はきれいに畳まれ、部屋の隅に重ねてあった。ベッドを置くスペースはなく、かといって布団を収納できるだけの押し入れもない。机の代わりに、冬はこたつになる座卓が置かれて、《…略…》(壁の一部を埋める本棚の)一部分にデッキ一体型のテレビがすっぽり収まっていた。他の家電製品も、すべて部屋の狭さを考慮した上で購入したのだろう。あるべきところに収まるといった格好で、備え付けの家具のように見事に配置されている。
鈴木 光司 / らせん amazon
銀色のドアが、自分を不機嫌に迎え入れるように開いている。
中村文則 / 教団X amazon
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