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(二人の口論を)行司 気取りで見物していた
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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見て見ぬ振り・知らんぷり
野次馬
痴話げんか・口論・言い争い
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......したというような事でもありますか」あるなら云って見ろと云う権幕 で主人は反 り返る。「まあ、そんな見当 でしょうね」今度は主人の鉄砲が少しも功を奏しない。今まで面白気 に行司 気取りで見物していた迷亭も鼻子の一言 に好奇心を挑撥 されたものと見えて、煙管 を置いて前へ乗り出す。「寒月が御嬢さんに付 け文 でもしたんですか、こりゃ愉快だ、新年になって逸話がまた一つ殖 ......
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自分の身を焼かれる心配のない火事場見物の一人として見ていた
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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痴話げんか・口論・言い争いの表現・描写・類語(不満を伝えるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
借金取りと借り手が話し合いでもしているような、冷ややかなよそよそしさ
赤川 次郎 / 泥棒物語 amazon
(口論を煽る)迷亭は双方の間に坐って、銀煙管 を軍配団扇 のように持って、心の裡 で八卦 よいやよいやと怒鳴っている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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洋子は、打ち解けた笑みを失わないままの表情で父に反論した。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
若い二人の議論が、犬の喧嘩のような、愉快な活気を呈する
中村 真一郎 / 夜半楽 amazon
私立探偵のように訊 き質 す
岡本かの子 / 河明り
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町の入口で男に別れると、体中を冷たい風が吹き荒れるような気がした。
林芙美子 / 新版 放浪記
これは虐待とは言わない。 じゃあ、何だ。しつけ……そう、しつけだ。 しつけと虐待とは違う。 まどかのためを思って、やっているのだから……。 いや……。 捻り出した答えを自分自身で肯定できず、雪見は 慄然 とした。まどかのためというより、腹立たしさや、その場を早く収めたいという安易な気持ちから選んだ行為であることをその都度自覚していて、小さくとも確かな罪悪感を持っていたからだ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
そしてぼくは今こうして、ひとつの閉じられたサーキットの中にいる。ぼくは同じところをぐるぐるとまわり続けている。どこにもたどり着けないことを知りながら、それをやめることができない。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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忘れ去られた黒子のごとく
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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