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(縁の下)土台柱は、みんな白蟻がったように腐っていた。建ってから一世紀以上は経っている
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:73% 作品を確認(青空文庫)
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廃墟・廃屋・瓦礫の山
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......である。  頬冠ほおかむりをすると、すぐに、犬這いになって、縁の下へ這いこんだ。いつかの時は、この不恰好なところを、慎吾に見られるのがいやで、引っ返したのかも知れない。  土台柱は、みんな白蟻がったように腐っていた。建ってから一世紀以上は経っている――じわじわした陰鬱いんうつな闇が顔をつつむ。  その土台柱をかぞえて、何本目かをで廻すと、小さい土掻つちかきと、籠があった。彼はその土掻の刃で、土の上かわを三寸ぐらいずつ削ぐ......
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