TOP > 風景表現 > 非日常の光景 > 地獄


カテゴリ検索 単語の意味
地獄には誰でも知っている通り、つるぎの山や血の池の外にも、焦熱地獄というほのおの谷や極寒ごくかん地獄という氷の海が、真暗な空の下に並んでいます。
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:76% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
地獄
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......せん。それを見た閻魔大王は、すぐに鬼どもの方を向いて、荒々しく何か言いつけると、鬼どもは一度にかしこまって、たちまち杜子春を引き立てながら、森羅殿の空へ舞い上りました。 地獄には誰でも知っている通り、つるぎの山や血の池の外にも、焦熱地獄というほのおの谷や極寒ごくかん地獄という氷の海が、真暗な空の下に並んでいます。鬼どもはそういう地獄の中へ、代る代る杜子春をほうりこみました。ですから杜子春は無残にも、剣に胸を貫かれるやら、焔に顔を焼かれるやら、舌を抜かれるやら、皮をがれる......
単語の意味
極寒(ごっかん・ごくかん)
剣(けん・つるぎ)
極寒・・・きわめて寒いこと。また、冬のきびしい寒さのころ。
・・・刀剣のうち諸刃・両刃(もろは[=両側に刃がある])のもの。片刃のものは「刀(かたな)」という。
ここに意味を表示
地獄の表現・描写・類語(非日常の光景のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「非日常の光景」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
非日常の光景 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分