川の水が鈍色(にびいろ)に澱んで見える
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川
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単語の意味
鈍色(にびいろ・にぶいろ)
鈍色・・・染め色の名前。昔、喪服に使った濃い灰色。薄墨色。
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
谷川がごうごうと流れ
宮沢賢治 / ひかりの素足
水量豊かな温和な川がゆるゆると流れる
太宰 治 / 津軽 amazon
青く澄んだ川の水は油のように流れて
島崎 藤村 / 千曲川のスケッチ amazon
川の流れというものが、水源地の変化や、流域の地質の硬弱によって、絶えず方向と様相を変化させつつあるのは、何か生きてのたうつ爬虫類のようにも感じとれる。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
最初の 嵐 が襲ってきました。五月六日の夜のことです。強風がまず東南から吹きつけてきました。熟練した二十五人の水夫たちも 帆桁 をおろし 前檣 に小帆を揚げましたが、夜半には風波に舟を 委せるだけで、そのうち船の前方に裂け目が入り、浸水がはじまりました。ほとんど一晩の間、我々はこの裂け目に布をつめ、水を外にくみ出す作業を続けねばなりませんでした。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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