カントン袋に入れた石ころみたいな艦長
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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袋に詰める
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前後の文章を含んだ引用
......を何度もした。 酔払った駆逐艦の御大はバネ仕掛の人形のようなギクシャクした足取りで、待たしてあるランチに乗るために、タラップを下りて行った。水兵が上と下から、カントン袋に入れた石ころみたいな艦長を抱えて、殆んど持てあましてしまった。手を振ったり、足をふんばったり、勝手なことをわめく艦長のために、水兵は何度も真正面 から自分の顔に「唾」を吹きかけられた。 「......
単語の意味
広東袋・カントン袋(かんとんぶくろ)
広東袋・カントン袋・・・麻袋(あさぶくろ)の別名。ジュート(黄麻)などの麻糸を編んで作る袋。穀物・コーヒー・綿花などを詰めるのに用いる。南京袋(なんきんぶくろ)とも言う。
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カントン袋に入れた石ころみたいな艦長
小林多喜二 / 蟹工船
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想像を絶するほどのGで、目の前が真っ暗になりました。あやうく失神するところでした。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
海の藻屑と消えるか、再び、成長軌道に乗ることができるか。 これからが、正念場だ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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