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貧しかった。だから、食べものの好き嫌いがないのかもしれない。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
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食べ物の好き嫌い
生活苦・貧しい暮らし(日々)
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前後の文章を含んだ引用
......、その点はみとめてあげるが、ドライヴをしていても露店の「アイスクリン」というのを買いたがる。物心のつかぬ前に父母に死に別れた父は、おばあさんの手一つで育てられ、貧しかった。だから、食べものの好き嫌いがないのかもしれない。でも車をちょっと止めてアイスクリームを買ったりするのは、買いぐいのクセがこどものときからあったのかもしれない。*久留米に行ったとき、父の仕事をしている青年が、屋......
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食べ物の好き嫌いの表現・描写・類語(料理(その他)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
父は九州の出で、濃い味が好きだ。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
偏食だったから、献立を考えるのは一苦労だったが、これしか食べない、ということが分ってからは、同じ献立が十日に一ぺんずつ食卓にのるといった感じになってしまった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
ケーキが一番好きだった。胃の調子がわるい、といって食事をしなくてもケーキは食べた。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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生活苦・貧しい暮らし(日々)の表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
働き死にをしに生れて来たようで、厭 になる
林芙美子 / 新版 放浪記
こんなに生活方針 がたたなく真暗闇になると、ほんとうに泥棒にでもはいりたくなってくる。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
(信じられない現実)カフカの小説を香港で映画化したような現実
小林 信彦 / 世界でいちばん熱い島 amazon
部活やバイトが始まる時間までだらだらと教室に残っているクラスメイトたちは、転がり込んできた膨大な自由時間を、少しずつ、かつ贅沢に舐め溶かしているように見える。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
一人で暮らすというのは、何かをなくす時の気持ちに似ているかもしれないわね
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
新しい生活の芽が周囲の拒絶をも無 みして、そろそろと芽ぐみかけていた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
「料理(その他)」カテゴリからランダム5
「若いうちこそ美容院に通い、衣裳店をめぐり、それで男の心をつなぎとめていても、年をとってくると、みんな急にお料理に熱を上げる。ダンナさまを家につなぎとめるものは、おいしい料理だけだから……」
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
いくら食べても太らない美容食
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
八人の女が、猿のように小さな卓子を囲んで、箸 を動かせる。
林芙美子 / 新版 放浪記
八百屋の店先に豆が一杯つまれる頃になる
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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