(蔦は)金朱のいろの錦の蓑をかけ連ねたように美しくなった。
岡本 かの子 / 蔦の門 作品を確認(amazon)
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蔦(つた)
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単語の意味
錦(にしき)
錦・・・模様や色がきれいなもの。いろいろな色糸を使い、色彩鮮やかな模様を織り出した織物の総称。
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(蔦は)まるで私たちが昔かけた房附きの毛糸の肩掛けのよう
岡本 かの子 / 蔦の門 amazon
壁面を蔦蔓 がたんねんに這 い繁って
岡本かの子 / 母子叙情
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萎(しお)れて粉を吹いているみたいな木々
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
一陣の風が吹いて、高い銀杏の枝々に夥しい金色の光が一瞬咲き、それが無数のきらめきとなって、二人にふりしきった
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
錯雑した枝と枝とは網の目になり壁になり軒になって
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
樹木のかれた木の葉の面は一枚一滴る雫とともに黄金のように輝いている。
永井荷風 / 歓楽 amazon
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