猛る心を抑えられない | 嫌いの表現・描写・類語｜小説の言葉集

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猛る心を抑えられない

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嫌い憎悪・憎しみ

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単語の意味

猛る（たける）

猛る・・・荒れ狂う。気持ちが高ぶって荒々しくなる。

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暴悪な憎悪の念が頭に沸く

関連カテ憎悪・憎しみ

あいつに血へどを吐かしてやらなくッちゃ虫が納まらねえ

吉川英治 / 醤油仏

殺意にも似たこの衝動

関連カテ怒る・いかり憎悪・憎しみ殺意

憎むべき下劣な奴を、自動車もろ共、崖の下に叩きおとして、蛆（うじ）虫のように押しつぶしてやれねばならぬ

南条範夫 / いつかあなたが　amazon関連カテとても嫌い憎悪・憎しみ

険悪の感情がむらむらと頭にこみ上げてくる

関連カテ憎悪・憎しみ

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猛る心を抑えられない

関連カテ嫌い憎悪・憎しみ

彼の顔は半ば微笑み彼の心は烈しく痛んで、微笑は彼の顔に拡がることなく消えた。

野間宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録　amazon関連カテあざ笑う・あきれて笑う苦笑い思い出し笑い

心臓の鼓動のように規則正しい吐息

抱きしめても抱きしめても飽き足らないほどの愛着をそのまま裏返したような憎しみが、葉子の心を火のようにした。

有島武郎 / 或る女関連カテ憎悪・憎しみ愛憎

関連カテ憎悪・憎しみ嫌悪感・嫌な感じがする

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無駄なように思えた。退廃的なんじゃなくて、力が抜けるような投げやりな気分がいつもあった。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ脱力・力が抜けるやる気を失う

にこりともしないその表情は、椅子の背にもたれかかった態度と相俟って、どこかこちらを見下しているように見える。

池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録　amazon関連カテ馬鹿にする・軽蔑・あざける座り姿勢威張る・偉そう・横柄な態度

ナイフで胸を貫かれたような苦しさ

関連カテとても嫌い傷心・心が傷つく苦しむ心（胸）が痛いとても心が傷つく

犯行時に被告人が発したとされる『死ね、死ね』との言葉についても、殺意の発露というよりは、怒りの表現としてたまたま口を衝いた罵声の一種と考えるのが適当で、これをもって被告人に殺意があったと類推できるものではない

雫井脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ怒りの声・怒った口調殺意

棒杭のように身体を投げ出し

火野葦平 / 麦と兵隊　amazon関連カテ疲れる・疲労感体を横たえる

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