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月の出を眺めてるようにぼんやりお酒を飲んでいる
岡本かの子 / 河明り ページ位置:15% 作品を確認(青空文庫)
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ぼんやり・朦朧・ボーっとする
酒を飲む・体内にアルコールが入る
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前後の文章を含んだ引用
......ペンキが剥 げてら、船渠 へ行って塗り直して来いと云うんです。あたしは口惜しいの何のって、……でもね、そうしたあとで、あの人を見ても、別に意地の悪い様子もなく、ただ月の出を眺めてるようにぼんやりお酒を飲んでいる調子は、誰だって怒る気なんかなくなっちまいますわ。あたしは、つい、有難うございますとお叩頭 して指図通り、顔を直しに行っただけですけれど、全く」と年下の芸妓は力を......
単語の意味
月の出(つきので)
月の出・・・月が東の地平線から昇ること。また、その時刻。⇔月の入り。
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僕はずいぶん長いあいだそこにじっとしていたのだと思う。どれくらいの時間その金網にもたれかかっていたのか、僕にはわからない。僕はひどく眠くて頭がぼんやりとしていたし、殆んど何も考えずに鳥の石像の影のあたりをじっと眺めていたからだ。 あるいは僕は何かを考えていたのかもしれない。しかしもしそうだとしても、その作業は僕の意識の領域から外れた場所で行われていた。現象的には僕は草の葉の上に落ちた鳥の影をじっと見つめていただけだった。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
美しい朦朧の意識が紅靄 のように彼を包んだ。
岡本かの子 / 金魚撩乱
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一升の冷酒 は、一角の体温をほどよく温めた。
吉川英治 / 無宿人国記
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いよいよ重たくなってきた酔いにふらつくようにして
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
数えれば切りのない多くの負け目が、皮膚のようにへばりついていた
織田作之助 / 放浪記
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氷がないと貧乏くさいものをのんでいるような気がした。うまくもない。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
勢よく舌を入れてぴちゃぴちゃやって見ると驚いた。何だか舌の先を針でさされたようにぴりりとした。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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