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白堊(はくあ)が、ゴミゴミした黝(くろ)い甍(いらか)の上に聳(そび)え立っていた。それは、早春の土を破った、草の芽のような力を感じさせた。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 作品を確認(amazon)
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単語の意味
白堊・白亜(はくあ)
甍(いらか)
早春(そうしゅん)
草の芽(くさのめ)
土(つち)
青黒・黝(あおぐろ)
白堊・白亜・・・1.石灰岩(主に炭酸カルシウムでできた岩)の一種。白色でやわらかい。
2.白い壁。白壁。
「堊」は「白土」を意味する字。「亜」は代用字。
・・・1.瓦で覆われた屋根。また、その瓦。
2.屋根の頂上の部分。
早春・・・春の初め。2月から3月初めのころ。初春。浅春(せんしゅん)。
草の芽・・・萌え出た草の若芽。
・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
青黒・黝・・・1.青みがかった黒色。
2.襲(かさね[=平安時代の衣服])の色目(いろめ)の名前。表は濃い黒青色で、裏は青色。
3.馬の毛色で、黒に青みを帯びたもの。
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