丼ものの味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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本来重く粘りつくご飯が、湯や茶に出会うとなぜか粘り気を失って、その温かな液体の中でサラサラと動き、軽々と喉の奥へ送り込まれていく。茶漬けはそういう軽い流れが心地いい。
林望 / 音の晩餐 amazon
(サフランライス)サフランは漢方薬でもあるが、なかなかお値段も高い。しかし私は、ちょっとほろにがいようなサフランの香りが好きだし、あざやかな黄色が美しいので、お客さまのときはよく作る。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
本式のすし桶でやると、底がひろびろしているので、御飯がいい塩梅にひろがる。それをまぜているうちにまわりの木に湯気を吸いとられてゆくから、ぱらっとした御飯になる。
庄野潤三 / 秋風と二人の男「われらの文学〈第13〉庄野潤三」に収録 amazon
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