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黒い波が押しよせては引く暗い音が、砂のようにもの憂く響いている。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:94% 作品を確認(amazon)
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波の音・潮騒 夜の海
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前後の文章を含んだ引用
......る家も人間もすっかり死に果てたようだ。「なにしてんねん、お前」「なにも、してへん」 だが戸田は勝呂がそこだけ白く光っている海をじっと見詰めているのに気がついた。黒い波が押しよせては引く暗い音が、砂のようにもの憂く響いている。「明日はまた、回診か」わざと欠伸をしながら、戸田はいかにも眠そうに呟いた。「ああ、しんど。ほんまに今日はしんどかったなあ」 勝呂は煙草の火を消して、こちらをふり......
単語の意味
砂(すな)
・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
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遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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