店内の雰囲気、造作、装飾、器物……何をとっても老舗の格調が看てとれる。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:42% 作品を確認(amazon)
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老舗
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前後の文章を含んだ引用
......の、コーヒー店の老舗であり、京都人が誇る〔名店〕である。 本店のほかに、いくつもの支店を出しているが、どの店へ行っても、本店と少しも変らぬコーヒーをのませる。 店内の雰囲気、造作、装飾、器物……何をとっても老舗の格調が看てとれる。〔イノダ〕のコーヒー豆の仕入れ、その挽き方、いれ方、出し方……これが、いまや一つの伝統となってしまっている感じがする。 コーヒーのことばかり書きのべてきたけれど......
単語の意味
老舗(しにせ・ろうほ)
造作(ぞうさく)
装飾(そうしょく)
老舗・・・先祖代々続いている歴史のあるお店。昔から続く、伝統や格式や信用のある由緒正しいお店。
造作・・・1.作ること。材料から物を完成させること。
2.目鼻立ち。顔のつくり。
2.目鼻立ち。顔のつくり。
装飾・・・美しく装(よそお)い、飾ること。ある物に加えて、その物をより美しく見せること。また、その飾り。
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老舗の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
店の雰囲気と味を、むかしのままに保ちつづけている。 物事の良さを長年にわたって持続して行くことが、まことにむずかしい時代となっただけに、
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
(十余年ぶりに訪れた老舗の料理屋は)持続の美徳を奉じて、面がまえもたのもしく、貧乏ゆるぎもしていなかった。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
紅殻格子の、古風な店構え
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
〔イノダ〕は、京都の、コーヒー店の老舗であり、京都人が誇る〔名店〕である。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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夏の夕風には、隣の石鹸工場の薬品くさい匂い、混ざっていた
連城三紀彦 / 恋文(紅き唇) amazon
時間は午後の一時半で大食堂は八分の入り。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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