(クロックムッシュ)すごくおいしそうに出来ていたが、これを一枚たべたら、ほかのものがあまり食べられなくなってしまいそうで、とうとう一度も食べなかった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
サンドイッチ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ッチの両面を油で焼くのが、本式のクロックムッシュである。 なかのチーズがとろっととけて、油をすったパンのこんがり焼けたのは、得もいえない味だ。ここのは本格的で、すごくおいしそうに出来ていたが、これを一枚たべたら、ほかのものがあまり食べられなくなってしまいそうで、とうとう一度も食べなかった。 クロックムッシュの次の列は、ピツァとキッシュ。ピツァは、トマトと黒オリーブだけの南仏風のものから、魚貝類、サラミにチーズなど何種類かあった。キッシュとは、丸く......
ここに意味を表示
サンドイッチの表現・描写・類語(パン・お餅のカテゴリ)の一覧 ランダム5
友達の作った品のいいサンドイッチ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
香り高い紅茶にサンドイッチのランチなど私は大好きだったが、イギリス人にとって、サンドイッチは、ランチというよりティーのお相手の感が強い。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
ハムサンドのハムは紙の如くペラペラにうすく、両側のパンが厚くて、あまりおいしいとはいえない。やはり、パンはうすく切って、バタとからしをぬったのをこってりつけて、あまりペラペラでないハムを入れたのがおいしい。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
イノダのサンドイッチは、近ごろ流行の、まるで飯事あそびのサンドイッチではない。むかしのままの、 「男が食べるサンドイッチ」 なのだ。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「パン・お餅」カテゴリからランダム5
ハムサンドのハムは紙の如くペラペラにうすく、両側のパンが厚くて、あまりおいしいとはいえない。やはり、パンはうすく切って、バタとからしをぬったのをこってりつけて、あまりペラペラでないハムを入れたのがおいしい。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
(バゲットのサンドイッチ)大きいのを両手でつかみ、バリバリはしから食べてゆくと、パンばかりのどにつかえて、両あごがくたびれてしまう上、わるくすればパンの皮で上あごをむいてしまうことさえある。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
パン・お餅 の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ