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長火鉢と云うとけやき如輪木じょりんもくか、あか総落そうおとしで、洗髪あらいがみの姉御が立膝で、長煙管ながぎせる黒柿くろがきふちへ叩きつける様を想見する
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
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火鉢
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前後の文章を含んだ引用
......日紹介をしたごとく依然としてがーがー、げーげーを持続している。やがて頭を分け終って、西洋手拭てぬぐいを肩へかけて、茶の間へ出御しゅつぎょになると、超然として長火鉢の横に座を占めた。長火鉢と云うとけやき如輪木じょりんもくか、あか総落そうおとしで、洗髪あらいがみの姉御が立膝で、長煙管ながぎせる黒柿くろがきふちへ叩きつける様を想見する諸君もないとも限らないが、わが苦沙弥くしゃみ先生の長火鉢に至っては決して、そんな意気なものではない、何で造ったものか素人しろうとには見当けんとうのつかんくらい古雅なものである。長火鉢は......
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立て膝・立膝(たてひざ)
立ち膝・立膝(たちひざ)
銅(どう)
立て膝・立膝・・・片方の膝を立てて座ること。また、その姿勢。立ち膝(たちひざ)。
立ち膝・立膝・・・片方の膝を立てて座ること。また、その姿勢。立て膝・立膝(たてひざ)。
・・・金属元素のひとつ。元素記号Cu、原子番号29。赤っぽい金属。叩いたり引っ張ったりすることで、壊れず形を変え、熱と電気をよく通す。湿った空気中で酸化し、緑青色に変化する。電線や貨幣、銅製器具などの素材になる。あるいは青銅や黄銅などの合金にして使用される。
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火のない長火鉢
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