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足を進めることを、生きてゆくことを心底投げ出したかった。きっと明日が来て、あさってが来て、そのうち来週がやってきてしまうに違いない。それをこれほど面倒だと思ったことはない。きっとその時も自分が悲しい暗い気分の中を生きているだろう、そのことが心からいやだった。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
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絶望・希望がない
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前後の文章を含んだ引用
......ゆく。 両親が死んだ時はまだ子供だった。祖父が死んだ時は、恋をしていた。そして祖母が死んでたったひとりになってしまった時、その時よりも今、ずっと孤独を感じる。 足を進めることを、生きてゆくことを心底投げ出したかった。きっと明日が来て、あさってが来て、そのうち来週がやってきてしまうに違いない。それをこれほど面倒だと思ったことはない。きっとその時も自分が悲しい暗い気分の中を生きているだろう、そのことが心からいやだった。胸の内が嵐なのに、淡々と夜道を歩く自分の映像がうっとうしかった。 早く区切りがほしくて、そうだ雄一に会えばとりあえず、と思う。雄一にくわしく話を聞けば。でも、そ......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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街の風景から色が失われた。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
絶望するような嘆き声
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ絶望・希望がない悲しい声・嘆いた口調
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ソファに腰を下ろすと、放したように 項垂れた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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気落ちしたような吐息をつき
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテがっかり・落胆するため息・吐息
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