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たとえば「ナイトキャップ」的な飲み方は、量の多少にかかわらず、行動原因そのものがすでにアル中的要素に支えられている。アルコールが眠るための「薬」として初手から登場するからだ。薬に対して人間の体はどんどん耐性を増していくから、量は増えていく。そのうちに、飲まないと眠れないようになる。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで 作品を確認(amazon)
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アルコール中毒
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単語の意味
ナイトキャップ(ないときゃっぷ)
体(からだ)
ナイトキャップ・・・寝酒。熟睡するために、寝る前に飲むお酒。
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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(アル中患者の快復した肝臓)「あんたの肝臓を一番うまく言いあらわすとするなら、陶器の壺だな《…略…》それも、ちゃんとした壺じゃない。一回床に上から落としてバラバラになった奴を、ジグソーパズルみたいにもう一回はめ合わせて元の形にもどした壺だ。接着剤を使わずに、凸凹のはまり込み具合だけで復元した壺だ。一見すると、ちゃんとした壺に見えるだろう。《…略…》近くに寄って見ると、無数の亀裂がはいってるんだ。《…略…》一度割れた壺は、二度と元の壺にはもどらない、ということだ。ほんの少しの力(アルコール)で押しただけで、こいつはもとの破片にもどってしまう。」
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
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まだらボケが入る人だが、今はかなり頭がはっきりしている。そんな口調だ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
もぐらが天日にさらされたように体が衰弱する
石坂 洋次郎 / 丘は花ざかり amazon
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