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バネ仕掛の人形のようなギクシャクした足取り
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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酒に酔う・酔っ払う
ふらふらした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......取りも直さず日本帝国を売るものだ。こんな事は無い筈だが、よッく覚えておいて貰うことにする……」 監督は酔いざめのくさめを何度もした。 酔払った駆逐艦の御大はバネ仕掛の人形のようなギクシャクした足取りで、待たしてあるランチに乗るために、タラップを下りて行った。水兵が上と下から、カントン袋に入れた石ころみたいな艦長を抱えて、殆んど持てあましてしまった。手を振っ......
単語の意味
足取り(あしどり)
足取り・・・1.歩くときの足の運び方。足つき。歩調。足で取る(=執る。事を行う)こと。「事務をとる」「指揮をとる」など。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
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茶の間で母と差しむかいで一合の酒にいい気持ちになっている。
林芙美子 / 新版 放浪記
次第にからだが暖かになる。眼のふちがぽうっとする。耳がほてる。歌がうたいたくなる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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ふらふらした歩き方の表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
酔ったもののようにふらふらした足どり
有島武郎 / 或る女
びっこでも引いているような危い足取り
小林多喜二 / 蟹工船
風に運ばれるたんぽぽの綿毛のようにふらふらと
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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外に出ると酔いが真夜中の貨物列車みたいに急激に僕の体の中を通り抜けていった。まったくひどい気分だった。『オズの魔法使い』のブリキ男のように体がきしんだ。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
物体が二つに見える酔っ払いのよう
梶井基次郎 / 筧の話
彫刻の如く静か
正木不如丘 / 行路難
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犬みたいに四つ這(は)いになった
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
ジョルジュ・サンドのような気取った格好で闊歩する
岡本 かの子 / 花は勁し amazon
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