こってり化粧をしていた。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
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化粧・白粉をした顔
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前後の文章を含んだ引用
......」と言うと、義兄 は笑いながら 「はっきり言うとかんのがいかんのやさ」と姉に背負わせた。姉も笑いながら衣服を出しかけた。彼が城へ行っている間に姉も信子(義兄の妹)もこってり化粧をしていた。 姉が義兄に 「あんた、扇子は?」 「衣嚢 にあるけど……」 「そうやな。あれも汚れてますで……」 姉が合点合点などしてゆっくり捜しかけるのを、じゅうじゅうと音をさせて......
単語の意味
こってり
化粧・仮粧(けしょう・けそう)
こってり・・・味や色が、くどくてやりすぎな感じ。脂っこい。しつこい。こてこて。
化粧・仮粧・・・粧(めか)して(=飾り立てて)化けること。
1.ファンデーションや口紅などを付けて、顔が美しく見えるようにすること。おつくり。
2.物の表面を美しく飾ること。装いを新たにすること。
3.外から見えるところ。外面にあらわれている部分。また、上辺(うわべ)だけのこと。虚飾(きょしょく)。
1.ファンデーションや口紅などを付けて、顔が美しく見えるようにすること。おつくり。
2.物の表面を美しく飾ること。装いを新たにすること。
3.外から見えるところ。外面にあらわれている部分。また、上辺(うわべ)だけのこと。虚飾(きょしょく)。
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