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しばらくそれを白日の不思議のように見上げていた。
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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きょとんとした目つき・虚ろな眼差し
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前後の文章を含んだ引用
......に聞える。小初はまたしても眠くなった。  薫は腹這はらばいから立ち上った。腰だけの水泳着の浅いひだから綺麗な砂をほろほろこぼしながらいい体格の少年の姿で歩き出した。小初はしばらくそれを白日の不思議のように見上げていた。小初は急に突きのめされるような悲哀ひあいおそわれた。自分の肉体のたった一つの謬着物こうちゃくぶつをもぎ取られて、永遠に帰らぬ世界へ持ち去られるような気持ちに、小初は襲われた。  小初......
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白日(はくじつ)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
白日・・・1.明るく輝く大陽。真昼の太陽。昼間。白昼。
2.身が潔白であること、やましいことがないことのたとえ。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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きょとんとした目つき・虚ろな眼差しの表現・描写・類語(目・瞳のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(目は)どこか放心しているようなあるいは視神経を奪い去られてしまったもののような感じがあった。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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