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沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦慮 るたびにぶくぶく深く沈むように、噛めば噛むほど口が重くなる、歯が動かなくなる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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粘り・弾力のある食感
お餅
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前後の文章を含んだ引用
......ら噛 み切れる訳だが、驚いた! もうよかろうと思って歯を引こうとすると引けない。もう一辺 噛み直そうとすると動きがとれない。餅は魔物だなと疳 づいた時はすでに遅かった。沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦慮 るたびにぶくぶく深く沈むように、噛めば噛むほど口が重くなる、歯が動かなくなる。歯答えはあるが、歯答えがあるだけでどうしても始末をつける事が出来ない。美学者迷亭先生がかつて吾輩の主人を評して君は割り切れない男だといった事があるが、なるほどう......
単語の意味
焦慮(しょうりょ)
足・脚・肢(あし)
焦慮・・・焦ってイライラすること。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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ふっくらしていて、もちっとした歯触りで、悪あがきすることなくやわっと噛み切れてしまう
雁屋哲 / 美味しんぼ探偵局 amazon
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お餅の味、おいしさを伝える表現・描写(パン・お餅のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(餅は、)沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦慮(あせ)る度にぶくぶく深く沈む様に、噛めば噛む程口が重くなる。
夏目 漱石 / 吾輩は猫である amazon
遠くで餅をつく勇ましい音が聞えている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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ホットケーキよりひとまわりは大きい卵色のパン
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(餅は、)沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦慮(あせ)る度にぶくぶく深く沈む様に、噛めば噛む程口が重くなる。
夏目 漱石 / 吾輩は猫である amazon
その甘ったるいおもちゃみたいな〝クロワッサン〟っていう言葉
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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