小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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鼻水
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......りだった。そういうのは、それだけで一かたまりをなしていた。 「あっちの棚は?」 「南部」 「それは?」 「秋田」 それ等は各棚をちがえていた。 「秋田の何処だ」 膿 のような鼻をたらした、眼のふちがあかべをしたようにただれているのが、 「北秋田だんし」と云った。 「百姓か?」 「そんだし」 空気がムンとして、何か果物でも腐ったすッぱい臭気がし......
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鼻水の表現・描写・類語(鼻のカテゴリ)の一覧 ランダム5
太い二本の鼻汁が、 膿 の塊のように口の上にたれている。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
トロッとした薄い水鼻
小林多喜二 / 蟹工船
ポケットからティッシュ・ペーパーを取り出しつまらなそうに音をたてて鼻をかんだ。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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「鼻」カテゴリからランダム5
蛙がしがみついているような鼻
坂口 安吾 / 桜の森の満開の下 amazon
抜き取った鼻毛を天下の奇観のごとく眺 めている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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