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見えない風船に顔面を押されたように、真田の上体がのけぞり
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 ページ位置:32% 作品を確認(amazon)
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のけぞる・反り返る
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前後の文章を含んだ引用
......振り返った。「見かけは息子の翔ちゃんだが、中味は総理だ。そして、こっち──」 今度は翔を振り向く。「見かけは総理だが、中味は翔ちゃん。どうだ、真田、わかるか」 見えない風船に顔面を押されたように、真田の上体がのけぞり髪が逆立ったように見えた。「私をからかっておられるわけではありませんね」「私は空気が読める男だ」「失礼しました。しかし──まさか」 真田の驚き方は控えめで、それ......
単語の意味
上体(じようたい)
上体・・・身体の腰から上の部分。上半身(じょうはんしん・かみはんしん)。
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舟のように反 って
横光利一 / 日輪
雄鶏 のようにのけぞった小さな体
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
大い縄でぐっと吊るされたかと思うように後へ反りかえって
長塚 節 / 土 amazon
吉川英治 / 醤油仏
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忘れてしまった旧(ふる)い唄のメロディーをなつかしみたぐりよせる程度の軽い気持ち
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
仲のいい中学生同士のように、お互い目くばせしながら面白そうに笑う
五木 寛之 / ワルシャワの燕たち amazon
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