口元には明け方の三日月のような笑みが浮かんでいた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 作品を確認(amazon)
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微笑み・薄笑い
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単語の意味
三日月・朏(みかづき)
三日月・朏・・・陰暦で、その月の三日前後の夜に出る、弓形の細い月。また、その形。月齢2日あたりの月(月齢は0から始まるので、陰暦3日は月齢2日になる)。広義には、月の終わりのころの細い月も指す。細い形が眉に例えられることも多い。「朏」は、「初めて姿が見え出した月」が語源。
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海から出る夏の月のようにほほえんで見せた。
有島武郎 / 或る女
唇は微動しながら喜びの皺 をその両端に深めていった。
横光利一 / 日輪
口角はどれも同じように斜めうえにひっぱられて、よく見るとそれは笑顔と呼ばれるものだった
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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口の端の方にうっかりすると見落としてしまいそうなほどの微かな笑みを浮かべて
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
微笑は深まった。
岡本かの子 / 河明り
なでるような好意のほほえみ
有島武郎 / 或る女
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青年の見せた微笑が、青い陰質の花のように美しい
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
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