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じらしてじらしてじらし抜いたあげくに、その反動から来るみつのような歓語を思いきり味わいたい衝動に駆られていた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:39% 作品を確認(青空文庫)
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もったいぶる・出し惜しむ・じらす
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前後の文章を含んだ引用
......より添った。世の中は二人きりのようだった。いつのまにか良人おっととばかり倉地を考え慣れてしまった葉子は、ここに再び情人を見いだしたように思った。そして何とはなく倉地をじらしてじらしてじらし抜いたあげくに、その反動から来るみつのような歓語を思いきり味わいたい衝動に駆られていた。そしてそれがまた倉地の要求でもある事を本能的に感じていた。 「いいわねえ。なぜもっと早くこんな所に来なかったでしょう。すっかり苦労も何も忘れてしまいましたわ」  葉......
単語の意味
味わい(あじわい)
味わい・・・1.食べ物の味。味の調子。風味。
2.趣。しっとりと落ち着いて、心惹かれる感じや雰囲気。
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彼女の胸で繰り返された波のような決心の響き。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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