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芝生を敷きつめた立派な庭
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 ページ位置:67% 作品を確認(amazon)
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庭・縁側・ベランダ
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......もあって、プールには10人ほどの客しかいなかった。そしてその半分は泳ぎよりは日光浴に夢中になっているアメリカ人の泊り客だった。 旧華族の別邸を改築したホテルには芝生を敷きつめた立派な庭があり、プールと母屋を隔てているバラの垣根づたいに小高くなった丘に上ると、眼下に海と港と街がくっきりと見下ろせた。 僕と鼠は25メートル・プールを競争して何度か......
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庭・縁側・ベランダの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
庭は十坪ほどの平庭で、これという植木もない。ただ一本の蜜柑があって、塀のそとから、目標になるほど高い。
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
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(オフィスの)窓は広く、大通りに面していたが、騒音はまったく聞こえない。初夏の陽光が、部屋の床に敷かれた無地のカーペットの上に落ちていた。品が良く、怠りのない光だった。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
双子たちはそのあいだ野菜を切り肉を炒め米を炊いた。《…略…》ヘンデルの「レコーダー・ソナタ」をひっぱり出してプレイヤーに載せ、針を下ろした。《…略…》レコーダーとヴィオラとチェンバロのあいだに通奏低音のように肉を炒める音が入っていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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