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軽い耳なりがした。錆びた鉄条網のあいだを抜けていく海の風のような耳なりだった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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耳鳴り
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......儀正しい酔払いになる。いちばん早起きをするむくどりになり、いちばん最後に鉄橋を渡る有蓋貨車になる。 五・六・七…… 八歩めで立ちどまって目を開け、深呼吸をする。軽い耳なりがした。錆びた鉄条網のあいだを抜けていく海の風のような耳なりだった。そういえばしばらく海を見ていないな。 七月二十四日、午前六時三十分。海を見るには理想的な季節で、理想的な時刻だ。砂浜はまだ誰にも汚されてはいない。波打ちぎわには......
単語の意味
錆・銹・鏽(さび)
錆・銹・鏽・・・金属が空気に触れたり水に濡れたりして傷み、赤茶色や青白色に変色し脆(もろ)くなったもの。空気中や水中で金属が酸化し表面にできる、酸化物質や水酸化物質。
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耳の奥でビデオテープが途切れなく巻きもどっていくような耳鳴り。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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