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勢よく舌を入れてぴちゃぴちゃやって見ると驚いた。何だか舌の先を針でさされたようにぴりりとした。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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アルコールが強い(酒)
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前後の文章を含んだ引用
......らん事もあるまい。どうせいつ死ぬか知れぬ命だ。何でも命のあるうちにしておく事だ。死んでからああ残念だと墓場の影から悔 やんでもおっつかない。思い切って飲んで見ろと、勢よく舌を入れてぴちゃぴちゃやって見ると驚いた。何だか舌の先を針でさされたようにぴりりとした。人間は何の酔興 でこんな腐ったものを飲むのかわからないが、猫にはとても飲み切れない。どうしても猫とビールは性 が合わない。これは大変だと一度は出した舌を引込 めて見た......
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