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りんのような、さびしい光
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:48% 作品を確認(青空文庫)
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薄明るい・優しい光(燐光・蛍光)
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前後の文章を含んだ引用
......形もなく消えうせて、やみは重い不思議な瓦斯がすのように力強くすべての物を押しひしゃげていた。雪をたっぷり含んだ空だけが、その間とわずかに争って、南方には見られぬ暗い、りんのような、さびしい光を残していた。一種のテンポを取って高くなり低くなりする黒い波濤はとうのかなたには、さらに黒ずんだ波の穂が果てしもなく連なっていた。船は思ったより激しく動揺していた。赤......
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燐(りん)
・・・非金属元素のひとつ。元素記号P 原子番号15。単体として天然で存在せず、燐酸塩、とくに燐酸カルシウムの中に含まれ、また、動植物の体内、とくに骨や歯の中に多く入っている。暗いところで見ると青白い微光を放つ。黒燐(こくりん)・紫燐(しりん)・赤燐(せきりん)など数種類の同素体を持ち、白燐(黄燐)以外の同素体は、ほぼ無毒。
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もう陽が強いので、人の顔が真白であった。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
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