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心臓は妙な打ち方をした。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 ページ位置:54% 作品を確認(amazon)
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動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がる
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前後の文章を含んだ引用
......く絞った雑巾をかけた。 閉まった障子の奥で、奥様が帯を解かれる衣擦れの音が聞こえた。 あの独鈷の帯が解かれるのが、その日、初めてではないのかもしれないと思うと、心臓は妙な打ち方をした。 そしてうっかり、水入りのバケツを足で蹴ってひっくり返した。「あらまあ、タキちゃんらしくない失敗ね」 障子が開き、白いブラウス姿の奥様が、空色のタイトスカートの......
単語の意味
妙(みょう)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
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動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何かしら軽い、けれども深い胸の動悸を、心の奥底に感じさせられた
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
胎児のように身をちぢめなければならぬ
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
お互いに傷ついた犬の哀れさで寄り合っていた。
佐多 稲子 / くれない amazon
「驚き」カテゴリからランダム5
アッと驚きの小さな声をあげた。
梶井基次郎 / 愛撫
目の前で沙里が喋り続けているのだが、その声が聞こえない。みんなが口々に何か言っているのだが、まるでみんな溺れているように、その口がパクパクと動いているだけにしか見えない。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
むささびのように樹にへばり附いていた。
野上 彌生子 / 野上弥生子「哀しき少年 (ジュニア版日本文学名作選 38)」に収録 amazon
なにをどうしたら、なんの手がかりもない太い幹を登れるのかわからない。俺はとりあえず、幹に腕をまわし、左足から生えた刃を樹皮に引っかけようとした。チェーンソーと、足につけた昇柱器が重くて、思うようにならない。ようやく少し体が持ちあがる。横綱の胸を借りる幕下力士みたいな、情けない恰好だ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
十一月のリスのようにこまめに台所の棚を探しまわり、袋の底にバター・クッキーが四枚残っていたのをみつけた。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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